私森田てるおは、2月29日をもって新座市議会議員を引退し、20年間の議員生活を終えることになりました。在職期間を大過なく勤めさせていただくことができましたのは、ひとえに新座市の皆様のご厚情とご指導の賜物であると感じております。

私の父が市議会議員を務めていたことから、父の志を受け継ぐ形で私も議員の道を選びました。最初は「父がお世話になった方々へのご恩返しをするのが私の義務」という、どこか受け身的な思いから始まった議員生活でした。しかし、いつしか「後世に残せるような、すばらしいまちづくりを成し遂げたい」と強く思うようになり、自ら積極的に動き、さまざまな方の協力を得て活動を進めることができました。

20年にわたり、土地区画整理事業や文化事業など、さまざまな「まちづくり」に取り組んでまいりました。その成果については市民の皆様に判断を委ねたいと思いますが、振り返ると、よりよりまちづくりのために目先の損得を考えず必死で取り組んできた日々が、自分自身の自己の確立にもつながったと感じています。新座市の皆様、職員の方々には、さまざまな面で大変お世話になりました。心から感謝申し上げます。

議員バッジは外れますが、新座市国際交流協会会長などの役職は変わりません。これからも引き続き、いち新座市民として、まちづくりのための活動を続けていきます。今後とも応援のほど、どうかよろしくお願いいたします。

皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げ、お礼方々引退のご挨拶とさせていただきます。